猫の耳がカットされている意味は左右で違う!TNR活動応援記事

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道端などにいる野良猫で、耳にV字型の切れ込みや少し耳が切れている猫を見かけた事がある人もいるでしょう。

これを見て不思議だと思う人も、痛々しくてかわいそうと思う人もいるかもしれません。

実はあの切れ込みは、人間の手によって付けられたマークでしっかりと意味があり、猫にとっては命に関わる重要な役割を果たしているのです。

そこで猫の耳のマークや、その意味などについて紹介をします。

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猫の耳カットは左右で意味が違う?

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野良猫の耳を注意深く見てみると、左の耳や右の耳にVの字型にカットされた猫がいます。

これらは無造作にカットされているわけではなく、実は猫が不妊手術や去勢手術をしたという意味合いを示しているのです。

つまりオス猫は右耳、メス猫は左耳といった性別による違いがあるという事です。

耳をカットされた形が桜の花びらに似ている事から、「さくら猫」と呼ばれたりします。

ではこのような事を誰がしているのかと言うと、実は公益社団法人の動物基金などが推奨するボランティア団体、TNRの活動によって行われています。

このTNRは、3つの活動内容の頭文字から名付けられており、Tは罠で捕獲する意味のTrap、Nは不妊手術という意味のNeuter、Rは元の場所に返すという意味のReturnから形成されています。

そしてこの団体が何のためにこのような事を行うのかと言えば、野良猫の未来のためになります。

野良猫は、繁殖シーズンになると次々に猫を生み、さらにその猫が野良猫になってまた子を生む、という連鎖を繰り返します。

少数の猫であればさほど気にならないかもしれませんが、あまりにも数が増えすぎてしまうと、鳴き声による苦情やゴミを漁るといった人間生活に支障をきたす結果を引き起こします。

そこで保健所などでは野良猫が増えすぎないように、ある一定数の猫を殺処分して数を減らすようにしているのです。

中でも離乳前の仔猫の場合は保健所で誰も世話をする事ができないので、手間のかかる猫は真っ先に殺処分とされてしまうようです。

そのためこういったかわいそうな猫を減らすために猫の不妊手術や去勢手術をして、できるだけ殺処分を減らすようにしているのです。

猫の耳をカットする時は痛いの?

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猫の耳カットは、決して誰かのいたずらでも悪意ある虐待でもありません。

猫にとって命を守るために、大切な役割を果たしています。

この猫のために行っている耳のカット後の状態を見ると、とても痛々しくかわいそうだと感じる人もいるかと思います。

また猫の耳をカットしてしまうので痛いのではないか、と心配している人もいるのではないでしょうか?

実は猫の耳をカットする時は、不妊手術や去勢手術の時と同時に行うので麻酔が効いています。

猫が全く痛みを感じる事なく、耳のカット手術が行われています。

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猫の耳をカットする方法

猫の耳カット時は、しっかりと麻酔を行って処置をするため、猫的には全く痛みを感じる事なく終了させています。

そしてカット後は化膿止めや止血処理をしっかりと行いますので、出血の心配はほとんどなく、猫への負担はとても軽いのです。

またこのような耳のカットは、猫の事を大切に思っているマーキングも兼ねています。

もし耳をカットしないでそのまま放置してしまうと、何度も怖い思いをさせて捕獲を繰り返してしまうばかりか、何度も手術をされてしまう事も考えられます。

そのため耳カットは、これらを防ぐ意味でも必要な事とされています。

飼い猫が耳をカットされている理由

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耳がカットされていない猫は、いつかは保健所の職員に捕獲されて、最悪の場合は殺処分されてしまう可能性があります。

そうならないためにも、耳のカットは必要なのかもしれません。

また猫には飼い猫、野良猫と様々いますが、中には飼い猫なのに耳カットされている場合もあります。

室内飼いの猫のほとんどは耳をカットする必要はないのですが、中には外出猫もいます。

これらの外出猫は野良猫と全く区別がつきませんので、誤って捕獲されて耳カットを施されてしまう事があるようです。

そうならないために首輪をつけると良いのですが、首輪も何かの拍子に抜けてしまう事がありますので注意が必要です。

もし気になる場合には、住んでいる地域が不妊手術や去勢手術を積極的に行うところかを、事前に調べておいた方が良いでしょう。

そして不妊手術や去勢手術が積極的なところであれば、トラブルに巻き込まれる事が少ない室内飼いとした方が無難です。

さいごに

猫の耳がカットされている理由は、不妊手術や去勢手術を行ったという目印としての意味を持ちます。

また野良猫たちを思う気持ちとして、何度も麻酔や手術などを受けないようにするために行われています。

そしてこの活動によって確実に猫の殺処分数が減少傾向になっているのは、素晴らしい効果と言えます。

しかし、これらの活動をしているにも関わらず、無責任な飼い主が猫を保健所に連れていき、最終的に殺処分されてしまう事例も多く上がっています。

そのため飼い主がしっかりと責任を持って猫を育てるように心がけなければ、このような悲しい猫たちを減らす事はできないでしょう。

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